530 JUNGLE TREEコンセプト （ゴミゼロ ジャングルツリー） 星野リゾート西表島ホテルの緑に囲まれた「KICHI」前に現れた「530 JUNGLE TREE」は、私たちの暮らしから生まれた「ゴミ」と呼ばれるモノたちでつくられています。 ホテルから出されたペットボトルのツリーを彩るのは、西表島の海岸線に流れ着いた 漂着ゴミのオーナメントです。竹富町立上原小学校の１年生（12名）が、 ビーチでゴミを拾ってつくりました。 北風が吹く冬に多くが流れ着く漂着ゴミは、そのほとんどが自然に還らないプラスチック です。砂浜で海風と太陽にさらされて、やがて小さく砕けていくマイクロプロスチックは、土壌の微生物や水脈、食物連鎖を通じて、イリオモテヤマネコを頂点とする西表島のジャングルの生態系にも影響を与えていると考えられています。 「530 JUNGLE TREE」の「530」は「ゴミゼロ」と読みます。西表島から「ゴミ」と呼ばれるモノが「０」になる日を目指して、私たちの便利な暮らしが自然環境に及ぼしている影響や、ゴミを減らす暮らし方について考える「小さなきっかけ」になればという想いを込めて、このツリーをつくりました。
アートディレクション／仲程長治 おかげさまで
